2019年7月6日土曜日

手足口病について

手足口病は、 口の中や、手足などに水疱性の発しんが出る感染症で、現在、福井県では主に5歳以下の乳幼児(特に1歳児)に患者が発生しています。
 感染経路は、飛沫感染、糞口感染、接触感染(水疱内容からの直接感染など)です。
 こども園では、子ども同士が濃厚な接触が生じやすい環境であり、衛生観念がまだ発達していないことから、しばしば集団感染がおこります。
 有効なワクチンや薬はありませんが、発病しても軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどです。ただし、 高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、水分が十分に取れない、ぐったりとしているなど場合には、 す ぐに医療機関を受診する必要があります。
 トイレやおむつを交換したあと、食事の前 など に、 流水と石けんで しっかりと 手洗いをするこ
とが最も重要です。