2016年11月7日月曜日

インフルエンザの予防接種

インフルエンザは、通常の風邪と違い、38度以上の熱とともに、頭痛、関節痛、筋肉痛などの痛みが急激に発症します。日本では、毎年約1,000万人が罹患していると言われています。
予防接種の有効性は、60%程度といわれています(アステラス製薬より)。ただし、ワクチン株と流行株が一致しなかったときの有効性はこれよりも低くなります。


これらの数値を見ると、インフルエンザワクチンの効果はそれほど高くないと思われるかもしれません。ただし、ワクチンの役割は発病を予防するだけではありません。
インフルエンザワクチンを接種しておくことで、感染・発症した場合にも脳炎や重症肺炎などの重症化を防ぐことが主な目的です。
重症化しないためにも、お早目の予防接種をお願いします。