2019年6月20日木曜日

手足口病について

県内で、手足口病が流行しています。
 手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発しんが出る感染症で、現在、福井県では主に5歳以下の乳幼児(特に1歳児)に患者が発生しています。 感染経路は、飛沫感染、糞口感染、接触感染(水疱内容からの直接感染など)です。こども園等では、子ども同士が濃厚な接触が生じやすい環境であり、衛生観念がまだ発達していないことから、しばしば集団感染がおこります。


有効なワクチンや薬はありませんが、発病しても軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどです。ただし、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、水分が十分に取れない、ぐったりとしているなど場合には、すぐに医療機関を受診する必要がありますので、お知らせします。